Pardotプロスペクトをリード同期しキュー管理する

今回の検証

チーム内でプロスペクトやリードを管理する際にキューを使用することで効率的に管理できます。

下記の内容でキューを使用して管理する方法を検証していきます。

・WEBサイトに配置したPardotフォーム、またはPardotフォームハンドラーからPardotプロスペクトを作成

・CRM側（Salesforce側）にPardotプロスペクトを自動同期しリードレコード作成

・リード所有者をキューとしチームで管理する

・複数のリードに具体的なSalesforceユーザを一括所有者割り当てする

CRM側でキューを使用してケースレコードの所有者へ割り当てることでチーム内で管理する方法はよくあります。

Pardotで使用するキューはCRM側で事前に作成したキューを指定する流れです。

Pardot側で新規キューを作成するのではなく、CRM側で作成したキューを指定するだけというのがポイントです。

今回はリードキューを使用していきます。

・CRM側でリードのキューを作成する

設定のクイック検索で”キュー”と検索し、キューを新規作成します。

今回は”リードキュー””leadQueue”という名前で作成しました。

・Pardot側でキューを作成する

Pardotでユーザを新規作成する際の画面でもあるPardot設定のユーザー設定から”ユーザー”の”キューを表示”を選択します。

キューを作成する際にCRM側で事前作成したキュー表示されない場合は下記の更新マークをクリックしリロードします。

CRM側で作成したキューが表示されたら選択肢、”キューを作成”します。

PardotプロスペクトがPardotフォーム、またはPardotフォームハンドラーで作成されたタイミングでCRM側のリードを自動作成する方法として、

フォームやフォームハンドラーの完了アクションで”ユーザーに割り当て”を使用します。

この方法だとユーザーに割り当てで指定したCRM側ユーザを所有者としてリードが自動新規作成されます。

今回はチームでリードを管理する想定のため、リード所有者にキューを割り当てる流れで進めます。

下記のようにフォームやフォームハンドラーの完了アクションで”キューに割り当て”を使用します。

ここで事前にPardotで作成したキューである”リードキュー”を指定します。

Pardotプロスペクトからリードが自動新規作成されたタイミングでは、所有者に「リードキュー」が指定された状態です。

具体的に担当者が決まったタイミングで所有者を変更します。複数リードに対して一括で所有者割り当てする際は対象リードにチェックを付けた状態でリストボタンの”所有者を変更”にて対応します。

Pardotプロスペクトから作成されたリードの所有者がキューのまま取引開始すると、

取引開始画面の所有者は現在操作しているユーザ自身になります。

取引先や取引先責任者ではキューが使用できないため、取引開始タイミングで所有者はユーザになってしまうようです。

今回は下記の流れを見てきました。

・Pardot側でキュー使用する際は、CRM側で事前作成したキューを指定する

・完了アクションで”ユーザーに割り当て”ではなく”キューに割り当て”を使用する

・キューが所有者の状態でリードと取引開始するとユーザ所有に変更される

キューをうまく使いチーム内でリード管理していきましょう。

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