下記2つの動作間にフロー or Visualforceで作成した自動化を起動することが可能です。
・Salesforceのログイン画面でユーザ名とパスワードを入力
・ログインが完了しホーム画面が表示される
任意のログインメッセージ表示やユーザの電話番号収集などログイン時に表示することが可能となります。
今回はフローで作成した自動化を表示してみます。
(参考)Salesforceドキュメント:ログインフロー
今回作成してみるもの
Salesforceのログイン画面からユーザ名とパスワードを入力すると画面フローが起動し、ログインしたユーザの姓名が表示されるというシンプルなものを作成してみます。
①フロービルダーでフローを作成
今回は画面フローを作成しておきます。ログインフロー用のフローだから特別なことはなく、画面要素を1つ配置しただけのシンプルなものです。
ログインフローでは自動起動フローを指定することも出来そうです。
今回はログインしたユーザ情報を表示してみます。
ログインしたユーザ情報は$Userで取得可能なため、下記のように姓名を表示する設定です。
②ログインフローで①で作成したものを指定
種別ではフローかVisualforceを選択出来ますが、今回はフローを指定します。
このフローを表示するユーザライセンス、プロファイルを指定も可能です。
指定した場合はそのユーザにのみフローが表示されますし、指定しない場合は全員に表示されます。
ログイン時にログインフローが起動するか確認
今回はSalesforceライセンスのシステム管理者プロファイルでのログイン時のみ起動する設定にしたので、システム管理者であるテストしのぶさんでログインします。
ログインすると下記のように設定しておいた画面フローが表示され、ログインしているユーザ情報が表示されました。
いかがでしょうか。
今回はフローで実装してみましたが、Apexを絡めたVisualforceであればより細かな表現が出来そうです。
ただ昨今フローの機能追加が進んでいるためフローのみでも大体の要望は実現出来てしまうかもしれません。
社内ユーザログイン時だけではなくExperience Cloudで社外ユーザログイン時にもこのログインフローを起動させることは可能です。
ログイン時に必ず見て欲しいもの、必ず入力してほしいものがあれば是非試してみてください。
フロー関連では下記もご覧ください。
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