Next Best ActionとEinstein予測ビルダーを組み合わせて使用するTrailheadについてメモです。
今回は下記のTrailheadについてです。
Trailhead:Next Best Action を使用した予測の実施
最初にこのTrailhead用にDeveloper環境を作成します。
Einstein 予測ビルダーと Einstein Next Best Action を搭載した無料の Developer Edition 組織
通常の環境と異なり、Einstein予測ビルダーのサンプリング用に
取引先責任者が5000件用意されています。
予測ビルダーはLightningフローのビルダーに似ていますが、
要素は異なります。
“読み込み”要素
Lightningフローのレコードを取得要素に似ています。
ただ、デフォルトでおすすめオブジェクトが指定されており、
本Trailheadでも読み込み要素ではすべておすすめオブジェクトを指定して読む込みます。
他のオブジェクトも選択できるようですので、
活用の場面があるのかもしれません。
”ブランチセレクタ”要素
Lightningフローにはないブランチセレクタという要素があります。
一見取っつきにくいですが、フローで言う決定要素に似ていそうです。
Trailheadで各要素の処理順について下記の説明があります。
Einstein は戦略を左から右方向に処理しますが、フローチャートとして読み取るため、右端の出力から左方向に読み取っていきます。
https://trailhead.salesforce.com/ja/content/learn/projects/put-predictions-into-action-with-next-best-action/create-a-next-best-action-strategy
そのため、Trailheadで使用されている下記戦略でも、
一番右のOutput要素から「Is a Member?」という要素を判断し、
メンバーであればLoad要素、
メンバーでなければブランチセレクタ要素
というようにブランチで指定した条件によって、そのブランチ要素の左に位置するいずれかの要素に処理が流れていくようです。
結果的に一番左に流れ着いたLoad要素を採用し、
そのおすすめレコードで指定した画面フローを表示しています。
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