AWSのサービスであるAmazon AppFlowで、異なるSalesforce間で取引先が同期できるか試してみます。
Salesforce組織①
この組織には取引先が11件あります。
すべてのレコードで取引先コード、請求先都道府県が埋まっています。
![](https://sfdctechsite.com/wp-content/uploads/2021/11/image-1.png)
Salesforce組織②
こちらの組織には取引先コードを持つレコードが0件です。
![](https://sfdctechsite.com/wp-content/uploads/2021/11/image-2.png)
AmazonAppFlowでフローの準備
今回は両組織に持つ取引先コード(外部キー)でUpsert設定です。
請求先都道府県がNullでない、かつ取引先名に”U”を含む取引先が今回の同期対象です。
![](https://sfdctechsite.com/wp-content/uploads/2021/11/image-3-e1636816812229-846x1024.png)
![](https://sfdctechsite.com/wp-content/uploads/2021/11/image-5-1024x365.png)
※同期先組織の取引先コードを自動採番型にすると下記のエラーとなります。テキスト型であればエラーが解消します。
![](https://sfdctechsite.com/wp-content/uploads/2021/11/image-4-1024x354.png)
AmazonAppFlowでフローの実行
実行します
![](https://sfdctechsite.com/wp-content/uploads/2021/11/image-6-1024x144.png)
移行先組織を見てみると条件を満たす6件が同期されています。
![](https://sfdctechsite.com/wp-content/uploads/2021/11/image-9.png)
更新検証の為移行元組織でA-00001の取引先名末尾にName更新を追加しました。
![](https://sfdctechsite.com/wp-content/uploads/2021/11/image-10.png)
この状態で再度フローを実行すると以下のように取引先コードをキーに移行先組織へ反映されました。
![](https://sfdctechsite.com/wp-content/uploads/2021/11/image-11.png)
・費用:使用した量でだけかかる仕組みで、従量課金で0.001USD/回に加えて0.09USD/GBとのことです。
・更新範囲:特定の項目(最終更新日など)をキーに差分更新可能、1分単位から月単位まで更新期間を設定可能です。
![](https://sfdctechsite.com/wp-content/uploads/2021/11/image-12-1024x705.png)
・削除データの共有も可能です。
![](https://sfdctechsite.com/wp-content/uploads/2021/11/image-13.png)
・両組織間の項目マッピングは手動、又はCSV読込で設定します。
![](https://sfdctechsite.com/wp-content/uploads/2021/11/image-14-1024x524.png)
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